バイオトイレの特徴

バイオトイレは排泄物に含まれる大腸菌等の病原菌や寄生虫卵を死滅させ衛生的な有機質肥料へと変えて大地に還元するバイオテクノロジーによる無公害の自然リサイクルメカニズムです。バイオトイレは腸内細菌と自然界に生息する微生物たちをおがくずの中に住まわせて微生物の働きで糞尿や生ゴミを分解処理するトイレです。オガ屑を人工土壌として使用する事で好気性微生物が活発に活動できる条件を与えることで糞尿や生ゴミを無臭の内に酸化分解し炭酸ガスと水に速やかに分解します。バイオトイレの基本原理は生ゴミ処理機と同じなので、排泄物の処理と同時に生ゴミの処理もできます。オガ屑と排泄物等に含まれるバクテリアの力のみで糞尿や生ゴミを処理しますので生ゴミ処理機のような特別なバイオチップやバクテリアなどの投入の必要がありません。また自然の環境を汚さないため、国定公園や山小屋、離島などの自然環境を守りたい観光施設などに非常に適しています。

バイオトイレの使用例について

JR北海道は2009年一月よりバイオトイレを一部列車に試験導入する予定です。国内初の試みとみられ道内の環境ベンチャーなどと共同で設備を開発しました。処理費用や二酸化炭素排出の削減に効果が大きく乗客の反応を見た上でJR北海道は一般列車にも導入車両を拡大する意向です。また既に北海道旭川市の旭山動物園やピップ国際スキー場にバイオトイレの設置されており今後も公共施設での拡大および家庭用の利用も増えていく事でしょう。

バイオトイレの取扱会社の紹介

北海道旭川市の正和電工株式会社や三重県津市の株式会社瀧澤はバイオトイレによる地球環境の維持・改善に力を注いでいる会社です。北海道洞爺湖サミットの情報発信のため洞爺湖町に設けた洞爺湖ビジターセンター敷地内のエコ・ギャラリーに正和電工が開発したバイオトイレが設置されたのも有名です。今後とも住みよい地球を考えると、バイオトイレ及びこれらの取扱会社の動向に目を向けていきたいところです。

バイオトイレを使ってみよう

バイオトイレで使用するオガ屑の交換は全体の約半分の量を1年間に2回~3回程度交換するだけでOKです。またオガ屑の種類はどんな種類でも大丈夫です。例えば製材所から出るオガ屑はそのままでは廃棄物ですがバイオトイレでそのオガ屑を利用することによって廃棄物のリサイクル利用が可能になります。またバイオトイレで使用した交換後のオガ屑は雑菌のいない優れた有機肥料として利用することも出来ます。バイオトイレには常設型や仮設型など大小さまざまなタイプや家庭用や介護用、ペット用と使用環境や使用目的に応じた様々なバリエーションがあります。またレンタルおよびリースでの利用も可能ですので手軽に導入する事が出来ます。レンタルのシステムや価格に関する詳細はインターネットを利用すれば簡単に検索できます。

2012年02月05日の心に響く言葉
命短ければ、それだけ涙を見ることも少ない。by西洋のことわざ
22:13:23更新

バイオトイレ