手根管症候群の症状について

手根管症候群とは手指を支配する正中神経が手関節掌側の手根管で神経が圧迫され手指のしびれや筋力低下をきたす疾患です。手根管とは手首の手のひら側にある骨と靭帯に囲まれたトンネル状の部分です。手根管症候群を診断する方法は知覚検査や電気生理学的検査などで診断を確定しますが簡単な自己診断法があります。その中に、ファーレンテストというものがあり手関節を掌屈することによるしびれの増強を見る自己診断法があります。近年、手の指の痛みやしびれ等の症状を訴える女性が増えており関心が高まっています。手根管症候群は中年期の女性に多い病気です。まずは医師に診てもらい正しい治療を受けましょう。

手根管症候群の治療法

一般的に手根管症候群の治療法として、固定装具を装着して手首を固定するなどして安静にするのが効果的です。痛みが強い等の症状によっては消炎鎮痛薬の服用、手根管への副腎皮質ステロイドを注射による治療を行ないます。手根管症候群が重度に進行していない場合にはサポーターやテーピングを用いて手首を固定してなるべく安静にし経過を見ます。特に夜間、睡眠中には必ず固定装具を用いることが有効です。それでも症状が改善せずしびれや痛みに耐えられない場合や親指のつけ根の筋肉が萎縮し筋力が落ちた場合には手術を行います。手根管症候群の手術の方法は一般的には手首の手のひらの方を切開して神経の圧迫を解消するために周囲のじん帯を切除する手術を行います。病院によっては内視鏡を用いた手術を行うところあります。

手根管症候群の医療機関について

手根管症候群の治療は整形外科、神経内科で診察を受けることが出来ます。手術についても整形外科医ならば特に手の外科が専門の医師でなくても手術は可能ですが、出来る限り専門の医師のいる病院をお薦めいたします。手術に関しては内視鏡手術が可能な病院を探しましょう。内視鏡手術ですと20分程度で手術を行なえるため、当日家を出て数時間後には帰宅することが出来ます。内視鏡手術は鏡視下手根管開放術といわれ10年ほど前より始まった方法で全国の整形外科の病院で徐々に行われてきています。またセルフケアをする場合にネット上で情報をお探しする際「骨大工 手根管症候群」で検索してみてください。適切なアドバイスが多数、掲載されていますので参考になると思います。

手根管症候群の原因

手根管症候群は原因は、はっきりしないことが多いのですが手首の骨折や脱臼による手根管の変形やタイプ打ちなどによる手関節の使いすぎでも起こります。人工透析を長年受けている人は透析でアミロイド沈着という物質が手根管にたまることが原因で発症する場合があります。手根管症候群は女性に発症の割合が高くこれは妊娠や出産、閉経前後などのホルモンバラスの乱れが影響するためと考えられています。

2010年03月09日の格言
自分の考えたとおりに生きなければならない。そうでないと、自分が生きたとおりに考えてしまう。byブールジュ
23時47分04秒更新

手根管症候群